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パサートヴァリアント 2016年11月改良型基本情報(2018年2月更新)

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2018年2月時点における現行型になる

TSI Trendline、TSI Eleganceline、TSI Highline、2.0TSI R-Line の4グレード。

2018年2月 ディーゼルモデル(TDI Eleganceline、TDI Highline)が追加となった。


車体色
※グレードによって異なる
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価格

TSI Trendline 354万

TSI Eleganceline 408万

TSI Highline 475万

2.0TSI R-Line 530万

TDI Eleganceline 443万

TDI Highline 510万


エンジン・燃費・駆動方式・トランスミッション
1.4L直4ターボ(150ps/5000-6000rpm、25.5kgf・m/1500-3500rpm)(TSI Trend/Elegance/Highline 20.4km/L)

2.0L直4ターボ(220ps/4500-6200rpm、35.7kgf・m/1500-4400rpm)(2.0R-Line 15.0km/L)

2.0L直4ディーゼルターボ(190ps/3500-4000rpm、40.8kgf・m/1900-3300rpm)(TDI Elegance/Highline 20.6km/L)

の3種類、駆動方式はFF、トランスミッションは7DSG(TSI Trend/Elegance/Highline)と6DSG(2.0R-Line、TDI Elegance/Highline


マイナーチェンジの主な変更点
従来の中間グレードであるComfortlineをElegancelineに名称変更し、シート・パワーテールゲート・LEDヘッドランプなどの装備を充実化。

2018年2月にディーゼルモデルTDIが追加となった。


大きさ・重量
Trendline
4775×1830×1485mm
1510kg


主な全車標準装備
・フロント(運転席・助手席)&サイド(フロント・リア)&カーテン&運転席ニーエアバッグ
・リアフォグランプ
・自動防眩ルームミラー
・ブレーキエネルギー回生システム
・エントリーランプ(※Trend/Elegance:フロント High/R:フロント・リア)
・電動格納式リモコンドアミラー(※High/Rはメモリー機能付き)
・気筒休止システム

(主な安全装備・運転支援装備)
・歩行者検知機能付きプリクラッシュブレーキ
・全車速追従機能付きクルーズコントロール
・レーンキープアシスト(ドライバーの意図しない車線逸脱時のハンドルアシスト)
・渋滞時追従支援システム(低速域でのアクセル・ブレーキ・ステアリング操作)
・レーンチェンジアシストシステム(走行時後方から接近する車両に関する警告と車線変更アシスト)
・リヤトラフィックアラート(後退時の後方車両警告)
・ポストコリジョンブレーキシステム(衝突・追突後の自動ブレーキ)
・パークディスタンスコントロール(フロント・リアの障害物警告)


Trendlineの主な装備
・ハロゲンヘッドライト
・純正インフォテイメントシステムComposition Media
・モバイルオンラインサービスVolkswagen Car-Net
・外装:16インチスチールホイール+ホイールキャップ、クロームパッケージ(フロントグリルルーバーのみ)
・シート:素材ファブリック・形状スタンダートシート、
・インパネ:シルバー調+シルバーパネル


Trendline → Elegancelineで追加・変更される主な装備
・LEDヘッドライト(オートハイトコントロール付き)
・スタティックコーナリングライト
・フロントフォグランプ
・3ゾーン(運転席・助手席・後席)温度調節機能付きフルオートエアコン
・パドルシフト
・スマートエントリー&スタートシステム
・パワーテールゲート(EasyOpen機能付き)
・フルカラーマルチファンクションインジケーター
・ドライビングプロファイル機能
・外装:17インチアルミホイール、クロームパッケージ(Trendlineにサイド・リア・サイドウィンドウが加わる)、ダークテールランプ
・シート:素材アルカンターラ&レザー・形状トップコンフォートシート、運転席2wayパワーシート(リクライニング)、パワーランバーサポート、フロントシートヒーター
・インパネ:ピアノブラック調+シルバーパネル


Eleganceline → Highlineで追加・変更される主な装備
・ダイナミックコーナリングライト
・リヤビューカメラ
・純正インフォテイメントシステムDiscoverPro
・テレマティクス機能Guide&Inform
・外装:18インチアルミホイール
・シート:ナパレザーシート、運転席&助手席8wayパワーシート+ランバーサポート、運転席シートマッサージ機能、運転席&助手席シートベンチレーション
・インパネ:ピアノブラック調+ウッドパネル


Highline → 2.0R-Lineで追加・変更される主な装備
・アダプティブシャシーコントロールDCC
・電子制御式ディファレンシャルロックXDS
・外装:19インチアルミホイール、R-Line専用エクステリア、ツインエキゾーストフィニッシャー
・シート:専用ナパレザーシート・スポーツシート、専用ステアリング、アルミ調ペダルクラスター
・インパネ:ピアノブラック調+シルバーパネル


主なMOP(Highline/R-Line)
・ダイナミックライトアシスト(ヘッドランプ照射範囲調節)
・アラウンドビューカメラ
・パークアシスト(駐車支援システム)
・デジタルメータークラスターActive info Display
・パノラマスライディングルーフ


<総評>
8代目パサートのマイナーチェンジ。ワゴンとセダンの両方を揃えるDセグメントとして価格帯は異なるものの、国産勢ではアテンザやレガシィがライバルになる。パワートレインはゴルフハイライン系と共通の1.4Lターボを主軸として、最上級グレードに2.0Lターボを搭載。ラゲッジは650L(ISO測定法)の大容量を誇り、国産ライバル車と測定法は異なるものの優れた積載性を持つ。

2.0R-Lineを除くTSI3グレードは、走行に関するメカニズムや安全・運転支援装備など主要な機能は共通で、グレードの違いは内外装と実用装備の違いになる。TSI Trendlineは16インチスチールホイールやハロゲンライトなどこのクラスの車としては装備が見劣りし、OPでも上級装備の選択がないため、チューニング前提でない限りは選びにくい。LEDヘッドライト・独立温度調節機能付きフルオートエアコン・パワーテールゲートなどを装備したElegancelineが事実上の標準グレートと考える。
安全・運転支援装備については、対人検知機能を持つプリクラッシュブレーキや全車速対応型クルーズコントロールなどの装備のほか、低速域でのステアリング操作など将来の自動運転にもつながる機能や衝突後のブレーキサポートなど、先進的な機能をグレードで差別化せず全車標準で揃えている。近年のVW車共通のモバイルオンライン機能も充実している。
また全車標準で気筒休止システム・ブレーキエネルギー回生システム、Eleganceline以上でコースティング走行モードと呼ばれる燃費抑制機能があり、Dセグメントながら20.4km/Lという低燃費を実現している。

TSI ElegancelineにDiscoverProパッケージを付けると、純正ナビのほかGuide&Info、リアビューカメラも付き426万になる。TSI Highlineとの価格差は38万となり、主にパワーシート・レザーシートなどシート系の充実装備と、実用装備ではヘッドランプ調節機能、内外装では18インチアルミホイールとインパネ加飾の違いになり、それらが好みの場合はTSI Highlineを選ぶ。


2018年2月に追加となったTDIは、実用装備や内外装はガソリンモデルのTSI Eleganceline/Highlineと同様でトランスミッションは6DSGになる。エンジンスペックや価格帯は2.0R-Lineと近く、カタログ燃費ではTDIが優位になるものの実燃費では大きな違いがないと予測されるため、主に内外装における好みの違いで選択する。


by warsy | 2017-02-27 22:09 | フォルクスワーゲン
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