SJ5/SJGフォレスター(2012年-)の販売状況を確認する。 (A)販売開始から2012年12月までの1ヵ月における受注状況 ※1 の3点におけるデータをグラフ化。 ※1 富士重工業メーカーサイトから引用 フォレスターの販売状況に関して一般に目にすることができる公式データは、富士重工業公式サイトにある「2012年12月 フルモデルチェンジから1ヵ月後の受注状況」(A)だけである。そこではターボ使用の2.0XTが一番人気で36%、ほぼ同率で2.0i-Lアイサイト、次いでA型・B型までのモデルである2.0i-Sアイサイトが続く。 次に2017年4月時点におけるスバル認定中古車の在庫全体(2012年-2017年式、1万キロ以上、約120台)(B)を集計して見ると、やはり2.0XTの在庫が多く、比率は6割以上となり、(A)のデータと比較しても他のグレードを圧倒する比率であった。これはあくまで中古車市場における在庫比率であって、必ずしも新車市場における人気を反映しない可能性があるので、2012年式に限定した中古車在庫(12台)(C)を調べてみた。nが少ないので参考値ではあるが、2.0XTが一番多く、次いでi-L、i-Sという順位は変わらないものの、やはりここでも2.0XTの比率が6割を越えて(B)と同様の傾向であった。 ターボモデルの2.0XTは、2012年販売開始時の同型エンジン搭載車であるレガシィツーリングワゴン2.0GT DITや2014年以降のレヴォーグ2Lなどと比較して割安であるため一番人気を博していると考えられるが、中古車市場においては在庫過剰気味であることがうかがえるデータである。
by warsy
| 2017-05-07 10:48
| フォレスター
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